装光妖精ソルライト敗北if1 スライム

  太陽の光なき闇の空の下。

 悪と戦う正義の戦士・装光妖精ソルライトはスライムにまとわりつかれていた。


「くぅぅぅ! 動けない……!」


 セーラー服コスチュームの少女は仰向けの姿勢でスライムに全身を覆われて身体の自由を奪われていた。

 自慢の拳も、流動体のスライムの中ではまともに振るうことができない。


 しゅわしゅわしゅわ……。


「はひゃああああああ!?」


 スライムの中で、炭酸の泡が生成される。

 それはソルライトのコスチュームを溶かして、乳首と陰核、敏感な突起を優しく刺激した。


「また、こんな、ひぅぅぅぅぅ!!」


 泡はよりはじける範囲を狭めて、突起の先端への集中を強めていく。

 それに伴ってソルライトへの刺激も高まり、性感のボルテージも上がっていった。

 ぱちぱちと刺すような刺激が性の突起を刺激するたび、ソルライトはビクビクと痙攣した。


「ひゃうううううう!! 泡だけなのに、きひゃううう! くりゅ、いっひゃううううううう!!」


 囚われの妖精少女は、スライムの泡だけで一度目の絶頂を迎えた。


「はぁ……はぁ……きゃひぃぃぃぃぃ!?」


 ぎゅっ、とスライムが陰核と乳首をつまみあげる。

 ひんやりとした身体に絞られて、未だ絶頂の余韻冷めやらぬソルライトの口から嬌声が漏れ出た。

 スライムは続けて、リズミカルにつまんでは離れ、つまんでは離れ。ソルライトの3点突起をしごきあげて侵略していく。

 その度ソルライトから小刻みな嬌声が漏れた。


「はひ、はひ、はひぃぃぃぃぃん!!」


 二度目の絶頂。

 さらにスライムは責め方を変えていく。

 狙いは乙女の奥、ソルライトの膣内だ。

 流動体の身体はあっさりと割れ目の奥へと入り込み、自身を妖精を責めるのに最適な形状へと変えていく。

 ソルライト用に作られたスライム棒の形が整えられ、抽挿が開始された。


「ひぐぅぅぅぅ!! だめ、だめだめだめぇ!! わたひのおく、かきまぜちゃ、らめぇ!」


 ソルライトの強制には聞く耳持たずスライム肉棒は徐々にストロークを強めていく。


「かひぃぃぃぃぃ!! はげしっ、ひぐっ、ふぎっ、ひぎあああああ!!」


 さらにに強く。さらに激しく。


「ひぎぃぃぃぃぃ! ぎっあああああああ!! やめでぇ!! ぬいでぇ!!」


 子宮口をノックするスライムの前後運動はやがて、暴力的とまでいえる速度になった。


「こわれりゅがらぁぁぁ!! わたひごわれりゅ!! だから、とまっでぇ! ぬいでぇぇ!!」


 ぐぉんぐぉんぐぉん、と回転さえかけて暴れだすスライム棒。ソルライトの性感が無理矢理に覚醒させられる。


「らめぇぇぇ!! わたひぐちょぐちょにされてるぅぅぅ!! 乱暴にされて、イぐ、イぐイっぎゅぅぅぅぅ!!」


 ぶしゃああああああ。イキ潮がスライムの中でぶちまけられる。

 じょろろろろろ、とそれに付随した黄金水が、スライムの中でお漏らしの証拠として浮かんだ。


「あぎぃぃぃぃ! イっだ!! わたひイっだがらぁぁぁ! とめでぇぇぇ!! おねがいゆるじでぇぇ!!」


 イったなどという言い訳は通じない。

 スライムは包み込んだ獲物の残り体力などお構いなしに、欲望のまま蹂躙を続けた。

 さらにスライムはソルライトの別の部分に狙いをつける。


「おぐぅぅぅぅぅ!! おひりぃぃぃぃぃ!? そんなどご、入っちゃだめぇぇ!!」


 小ぶりなお尻の中心にある割れ目、そこを狙ったスライムによってソルライトは前後の穴を埋められる。

 さらに。


「んぶっ! んぶぶぅぅぅ!」


 悲鳴めいた嬌声をあげつづけたソルライトの口をスライムが侵入して塞いだ。

 身体の自由を奪われ、3穴を塞がれて、もはやソルライトは目を見開いて絶頂し続けることしかできなかった。


「んぐぅぅぅ、んぅぅぅぅ! んんんんんん!!」


 また絶頂。

 休むことは許されない。

 スライムの責めは少しも緩まない。

 ソルライトは望まぬ絶頂を何度も何度も繰り返した。


「んぅぅぅぅ! んっんんんんん! ぐぅぅぅぅん!」


 ソルライトが無様にイキ潮噴射絶頂と放尿を繰り返す中、スライムが次に目をつけたのは胸元のクリスタル。

 ピンク色となった自身の一部を、光のエネルギーを集めるクリスタルのコアに注入する。


(いやあああああ! スライムが、コアの中に入り込んでる! なにをする気なの!?)


 ドクン、とソルライトの心臓が高鳴った。

 そして、ソルライトのコスチュームに流れているオレンジ色の光が、瞬く間にピンク色に変えられていく。


(ふあああああああああああ!! なに、なになになにぃ!?)


 ピンクの光が行き渡るにつれ、ソルライトの身体は燃えるように熱くなる。

 なのに氷のように冷たい寒気も襲い掛かる。

 そしてソルライトは全身で絶頂した。


(ひっぎゅぅぅぅぅぅ!! イっでるぅ!? わたひ、イった傍からイって、またイってるぅぅ!?)


 スライムは自身を強烈な媚薬と化して、ソルライトのコアに注入し、逆流させたのだ。

 今のソルライトは淫欲を高めるピンク色の光に侵され、全身の血液が媚薬になっているような状態だった。

 そんな状態で、イくなという方が無理な話。

 

(やだやだやだやだやだぁ!! 気持ちいいの、むりむりむりむりむりぃ! ほんとに、わたしがこわれる、こわれるぅぅぅ!)


 スライムとピンクの淫光に責められて、絶頂し続けるソルライト。

 もはや絶頂は訪れるものではなくなり、常態になった。

 今の彼女は、絶頂していない瞬間がないのだ。


「ぎぅぅぅぅぅぅ!!」


 そしてスライムの全身が、ピンクに染まり始めた。

 それは、強大な快楽エネルギーがソルライトの全身を包むということ。

 内側と外側から、妖精を挟み込む快楽という名の暴力。

 そしてピンク色となったスライムは、全身で発光した。


(あ……おわる……)


 神が与えた、身体が快楽を理解するまでのわずかな時間。

 そこでソルライトは自身の終焉を悟った。


「ぎゅぶぅぅぅぅぅ!! ひゅぎぃぃぃぃぃ!!」


 感覚が、視界が、脳内が。全てがピンクに染め上げられていく。

 そのピンクはソルライトの、日之宮あさひの人格や記憶さえただ一色に塗りつぶした。


「……」


 もうそこには、正義の装光妖精はいない。

 いや、日之宮あさひという少女さえいなかった。

 ただそう呼ばれてきたもののいれものが、イき狂いながら揺蕩っていた。

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