装光妖精ルクスルナ敗北if2ミストソル
星や月の光さえ届かぬ闇の空。
そこで悪の怪物・ライフマテリアと戦う正義の戦士・装光妖精ルクスルナは黒いもやと対峙していた。
「なんでしょう、このもや? こっちの攻撃は通らないし、攻撃してくる様子もない……」
本当にこの黒もやは、今はもやでしかなかった。
ルクスルナが武器である光剣で斬りかかってもなにも起きない。
「……!」
まばらに散っていた黒もやが形を変えて、人の姿を形作る。
やがてそれは輪郭をはっきりさせていき、質感さえも人間へと近づいていく。
そうしてできあがった”姿”は、白地に青襟、赤いスカーフのセーラー服コスチュームという、ルクスルナがよく知る姿だった。
「ソル……?」
ルクスルナと同じく装光妖精であり、ルクスルナの本来の姿である望月優の大切な友人、日之宮あさひが変身した姿・ソルライトの姿が視界に映った。
しかしルクスルナは、一瞬で、目の前の存在がソルライトではないとわかった。
その一瞬が、致命的な隙となってしまう。
「きゃあ!」
黒もやからできたソルライトはルクスルナに強烈な足払いをかけて、転倒させる。
さらにそのまま馬乗りの姿勢になって、マウントポジションを作り上げた。
「こんばんは、ルナ。あなたの大好きなソルライトちゃんだよ~」
にっこりと馬鹿にしたような笑顔でソルライトの姿をしたなにかはルクスルナに語り掛ける。
「あなたは、ソルじゃない……!」
「そうだね。あたしはミストソル。まぁいいじゃん。本物か偽物かなんて。大事なのは」
「ぐっ!?」
ミストソルと名乗った黒もやの塊がルクスルナの首を右手で掴み、一気に締め上げる。
ぎりぎりぎりと、本当のソルライトと比べても遜色ないパワーがルクスルナの首を圧迫した。
「ぐ……あああああ!」
「ルナは、あたしにいじめられたいんだよね?」
「ちが……ううう!」
「違くないよ」
ミストソルの空いている左手が、ルクスルナの股間のショーツに忍び込み、中指が割れ目を突いた。
「ぎぅううううう!?」
首を絞められながらの膣内侵入。
反射的にあげる悲鳴すら、首絞めによって絞られていた。
「ほうら、くちゅくちゅー」
「ぎう、あぐぅぅ、ぎあう!」
ミストソルの中指が、ルクスルナの膣内をぐちょぐちょとかき回す。
首絞めで酸欠に近いルクスルナの身体は適度に力が抜けて、快感刺激を万全に受け止めてしまう。
「ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅ」
「ぎああ、だめ、があああ、やめぇぇぇぇ!!」
とん。
ミストソルの指が見極めたルクスルナのGスポットを軽くこづいた。
「あぎゃあああああああああ!!」
絞られたような雄たけびとともにルクスルナの蜜壺からぷしゃあああと愛液がミストソルの顔面を激しくたたいた。
「ほら、あたしに責められていじめられて、気持ちよくなってイっちゃった」
「ちが、ちぎゃうううう……」
首絞め酸欠絶頂を決めておきながら、なおも否定するルクスルナ。
そんなルクスルナを素直にするためにミストソルは注射器を取り出し、ルクスルナの腕に針を刺した。
「ひぃぃぃぃぃぃ!? なに……おおおおおお!?」
ミストソルが注射器の針を引き抜くと同時に、ガクガクと痙攣するルクスルナの全身。
目は見開き、舌はだらしなく垂れ流されて、だらだらと涎が零れ落ちる。
相変わらず股間の愛液は撒き散らされて、ルクスルナの身体の屈服を露骨に示していた。
「気持ちよくて、素直になるお薬だよ。もう一本あげる」
ぷすりとまた針が刺さった。
「あっおおおおおおおお!!」
狼の遠吠えのような雄たけびをあげて、ルクスルナが全身を使って完全敗北絶頂を表現する。
もはや戦いというものを行える状態ではないルクスルナにミストソルは尋ねた。
「ねぇ、気持ちいい?」
「気持ちいいです! 気持ちよくて壊れそう! 壊れますぅぅぅぅ!!」
ミストソルが打った注射器の効力は2つ。
性感を無理矢理引き上げる効果と、自白効果。
つまり、無理矢理に引き上げられた過剰な性感で気持ちよくなっていることを、聞かれれば包み隠すことなく白状しなければならないのだ。
「首絞められて、おまんこいじめられて、気持ちいいんだよね?」
「はぃぃぃぃ!! 首絞めでおまんこぐちゅぐちゅされてきもちよくなっでまずぅぅぅ!!」
「じゃあ、ソルライトが、あさひが、ルナの、優ちゃんのこと気持ちいいで壊してあげる」
「いや、いやぁ! こわさないでやめてわたしがわたしじゃなくなっちゃう、あさひ、お願いやめてぇぇ!!」
もはやソルライトでもあさひでもないものに対して、その名を呼んでしまうルクスルナ。
親友の顔を持った偽物はルクスルナを破壊するため、拳そのものをルクスルナの膣奥へと突き入れた。
コツン。子宮口が叩かれた。
「あぎゃおおおおおおおお!! イぐ、イぐ、イぐ、イぎながらきえりゅ、わたひが壊れてきえりゅううううう!!」
暴力は快感という名に形を変えて、ルクスルナを叩いた。
仰向けから限界までブリッジした腰という体勢の中で、股間から噴き出る絶頂汁と黄金水はまるでシャワーのようだった。
汚辱の噴水がルクスルナ自身を穢し、汚れでも落とすかのようにルクスルナという存在の精神(こころ)を流し攫っていく。
やがてルクスルナの身体が力尽きてばたりと沈むと、もうそこにルクスルナの意識はなかった。
あるのは親友の偽物に嬲られてイきまくらされた、望月優の残骸だった。
偽物の太陽はいつまでも月の名を持つ妖精を嘲笑った。
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