降神姫アグニ15話 髪の長い人形

 「うふふ、おねーさんがた、あーそびましょー」

「ぬっ!?」

「誰!?」

 降神姫たちが振り返った先には長い黒髪の少女。

「私? 私は人形の魔物。でも可愛くないから秋音がいいかな」

 秋音と名乗った人形の魔物は、他の魔物より纏う雰囲気が違った。

 おそらくはこの魔物こそが霊の世界のボス。

 それを裏付けるように、秋音の長い髪がさらに伸びて降神姫を拘束した。

「なっ、この!? 炎で焼ききって、むぐぅ!?」

 はなびが炎の力を発揮させようとすれば髪が口を猿轡のように塞いで集中を削ぎ。

「水よ。うあっ!?」

 みなもが浄化の水を使おうとすれば今度は髪を目隠しのようにして視界を塞ぎ。

「んぐぅ!」

「ひゃう!」

 また細く伸びたさらさらの髪は、降神姫たちの3つ豆や腋など性感帯をつついて刺激する。

「おねーさんがた、お人形さんみたいでかわいー」

 くすくすと笑う秋音に降神姫の体は人形遊びのように弄ばれていた。

 さらに、秋音は責めを進める。

「ほぅら、しゅりしゅり、しゅりしゅり」

「んぅぅぅ~~~!!」

「ふあああああ!!」

 細い髪の毛が、しゅりしゅりと音を立てて、降神姫たちの3つ豆をこすりあげる。

「女の子の体なんて、弱いわよね」

 トドメといわんばかりに、ぎゅっ、とつまみあげるように黒髪が突起を締め上げた。

「~~~~~っ!!」

「あううううううう!!」

 身体をのけ反らせ、イき潮をぶちまける降神姫たち。

「お漏らしも、しちゃいましょーねー」

 さらに、髪は器用に膀胱を刺激して、降神姫たちの排尿を促す。

 とっとっと、とっとっと。

 一定ペースの刺激が、すぐさま乙女のダムを決壊させた。

「ん、んぅぅぅ~~」

「あ、あぁぁ……」

 じょろろろろろ。ちょろろろろ。

「あら? 青い方はもうお漏らし済みだったのね」

 はなびの失禁に比べて、みなもはさきほどの戦いで漏らしていたため、勢いが弱い。

 それをはなびに知られてみなもは恥ずかしくなってしまう。

「降神姫なんていっても、女の弱点を責めればちょろいものね」

(アグニ!)

「ティア」

 秋音は強い。

 だから降神姫たちは出し惜しみしないことにした。

 神人格の顕現。

 炎が秋音の髪を焼き、水が浄化する。

「それが、あったわねぇ!!」

「行くぞ」

「ええ」

 静かな怒りを秘めた神たちが、秋音を襲う。


「はぁぁ!」

「こんのっ!」

「私もいることを忘れるな!」

 秋音は髪をまとめて盾にすることでティアのハンマーを防ぐが、アグニの槍によって根本をばっさりときられてしまう。

 そして。

「はああああ!!」

「せやあああ!!」

「ぐっ、降神姫ぇぇぇぇぇ!!」

 恨みがましい断末魔をあげて、秋音は浄化の水と炎によって消滅した。

「……あれが来るな」

「来ちゃいますね」

「ぱんぱかぱーん!」

 アグニとティアの予想通りに、響くやかましいウロボロスの声。

「霊の世界、クリアー。なんと四天王全員倒すとは驚きなんの木! では、ぼくの野望を止めたければ例の廃工場にきたまえ~。待ってるよ、あでぃおーす!」

「ああ、止めてやるさ」

「ええ、4人で!」

 そして、事態は最終局面へと移行する。


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